2021年09月03日

色々な9Vアダプター(センターマイナス)をテスターで測ってみた。その2

まだちょっとだけ手元にあるからやっとくよ!ってことで第2弾。

前回はスイッチング式とトランス式非安定化タイプだけでしたが、今回は安定化タイプだけを測定。

以前の記事はこちら
色々な9Vアダプター(センターマイナス)をテスターで測ってみた。その1


実測


BOSS PSA-100G

20210903_012219.jpg
OUTPUT : 9V 200mA

よくよく見慣れたであろうBOSSのエフェクター用ACアダプター。
PSAの世代としては第2世代で、販売期間は1993年〜1999年頃。
日本で製造していた最後のBOSSアダプターもこいつ。

20210903_120318.jpg

ほぼジャスト「9V(9.01V)」を示してます。
トランス式であり安定化タイプです。

※安定化タイプは平滑回路の後に「電圧安定化回路」を追加したものです。

BOSS PSA-100P

20210903_012207.jpg
OUTPUT : 9V 200mA

こちらは第3世代で、販売期間は1999年〜2007年頃。
ここから中国製になっていきます。

20210903_120551.jpg

若干低い「8.93V」を示してます。
こちらもトランス式の安定化タイプです。

SHARP EA-150

20210903_012304.jpg
OUTPUT : 9V 500mA

SHARPのポケコン用ACアダプターです。
PC-1500やPC-1600等に使われてたものです。
中々のデカさです。

20210903_120639.jpg

9Vより1V高い「10.03V」を示します。
非安定化であれば約12.7V程度を示すため、こちらはトランス式の安定化タイプです。

安定化タイプといえど、500mA電流を流した時に若干電圧が下がるので、実際には9.7〜9.8V程度です。
ちょっと高めの電圧を流したい時にお勧めです。

番外編


ZOOM AD-0002A

20210903_012233.jpg
OUTPUT : 9V 1000mA
■センタープラス
■内径:2.1mm
■外径:5.5mm

センタープラスなので他のアダプターと種別が違うのですが、持っていたのでついでに計ってみました。
ZOOMの9030や9050というマルチエフェクター用のアダプターです。

20210903_120717.jpg

「13.48V」と高く、非安定化タイプであることがわかる。
定格電流が流れた時、理論値では9.56V程度に下がります。

まとめ

種類電圧(V)
CAJ PB05DC9-2.1スイッチング式9.05
HITACHI HAC-BP10スイッチング式9.88
BOSS PSA-100G安定化トランス式9.01
BOSS PSA-100P安定化トランス式8.93
SHARP EA-150安定化トランス式10.03
Roland ACA-100T非安定化トランス式12.8
SONY AC-940非安定化トランス式12.58
ZOOM AD-0006A非安定化トランス式14.72
PSE-0015/0010 HKSD-120247非安定化トランス式14.53

前回のと合わせて記載。

また溜まったら測定します。

したらな。
posted by mugeek at 15:06 | Comment(0) | ACアダプター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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